パステルクリニック > コラム > 乳液とクリームの違いとは?

乳液とクリームの違いとは?

2022.10.31

スキンケアにおいてどの工程にも大切な役割があることは皆さんご存知ではないでしょうか。
洗顔はお肌の汚れを落とし綺麗な状態に。
化粧水はお肌が求める潤いを与えてあげる。
そして乳液やクリームは補充した潤いを逃さない為に膜を作ってあげる。
このような役割を担っています。
ここで良く聞く質問が1つあります。
乳液とクリーム。
役割は同じですが一体何が違うのか?

今回はその点について詳しくご紹介していきましょう。

乳液やクリームが持つ効果

先程もご紹介した通り、乳液やクリームはお肌に必要な油分を与えることで化粧水で与えた水分の蒸発を防ぐ効果があります。
そうすることで元々お肌に必要な油分をキープでき、お肌のコンディションを保つ事ができるのです。
これは2つとも共通して言えること。
では違いは一体なんなのか。

乳液とクリームの違い

それは配合されている成分のバランスが違うということです。
基本的に乳液とクリームび配合されている潤い成分として「エモリエント成分(油溶性の潤い成分)」「保湿成分(水溶性の潤い成分)」「水分」の3つが挙げられます。
これらの成分は元々お肌が持つ潤い成分が季節や環境、加齢などによって少なくなってしまう為に、それを補助しバリア機能をサポートする役割を担っています。

そしてその成分を配合される割合が異なる事が、乳液とクリームの違いになるのです。

例えば、保湿成分の配合量を主に見れば、乳液の方がクリームよりも多く、エモリエント成分の配合量を主に見れば、クリームの方が乳液よりも多いという違いがあります。
ですがこの違いがあるからといって、水分を逃さないための蓋として発揮するパワーが全然違うのかと言えばそうでもないのです。

乳液とクリームの異なるアイテムがある理由

ではなぜ乳液とクリームの異なるアイテムがあるのか。
それはお肌が必要とする油分量が人によってそれぞれ異なるからなんです。
例えばお肌が必要としている油分量よりも化粧品で与えたエモリエント成分の量(油分量)が少なくなってしまうと、乾燥が進んでしまい、お肌はツヤがなくなってしまいます。
逆に多すぎるとテカリの原因にもなってしまうのです。
ですのでどちらのお悩みにも対応するべく、エモリエント成分の配合バランスが違う乳液とクリームが存在するのです。

さいごに

このようにお肌のコンディションというのは常に同じではありません。
季節や環境によってはガラッと全く違うコンディションになり、お肌に対するお悩みも変わってくるはずです。
そういう場合でも、このような同じ役割を持ちながらお肌に合わせる事ができるアイテムが有れば、きっとこれからのスキンケアライフで怖いものはないはずです。
今回ご紹介した違いを味方につけてステキなお肌へ一歩進んでくださいね。

一覧へ戻る
バナー